2024/01/25
こんなに寒い地域にも春は来る。
ずっと住み続けているのにあれだけあった雪が跡形もなく溶けてなくなることに毎年驚かされている。
日中の気温がようやく20℃を超えはじめたくらいの時期、山からの雪代で川の水はコーヒー牛乳みたいな茶色だったけれど、もうそろそろ落ち着いた頃だと思い、川に出掛けた。
ところがいざ現地へ行くと、意外にも川は濁り、しかも増水していた。
水中を泳ぐルアーは全く見えないわけではないけど目立たないだろうな、と。
そんなことを魚でもないのに考えたりもした。
「昼前に現地について夕暮れまでルアーを投げ続けた。」
文章にすると一行で済むけど、時間でいうとだいたい7時間。
ところが、釣れないどころかあたりもなかった。
そのうち日は暮れ、雨が降ったので切り上げた。
釣りをしている間、魚がルアーを追うのを2回見た。
どちらも投げたルアーが手元に来るあたりで、食いあがってくるようだった。
水が濁ってるからプレッシャーは低いのは一つ今回のコンディションで得られる利点である。その反面ルアーが見えにくいというさっきの予想は間違いでないかもしれない。
後になって釣行を振り返る。
反応があったのは白いミノー。しかも魚が食いあがれるだけの活性があるということからもルアーを通すレンジはどちらかというと浅い方が良い気がした。
釣れない日が釣り人を鍛えるというなら、それは素晴らしいことだ。
だけど必ずしもそんなキレイ話ばかりではなく、心が折られてしまうことも少なくない。
普段は仕事に追われ、休日は釣りで消耗する。
今のところそんな日々が続いている。
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