ならず者青年漂流記

差し詰め元ニートの手記

ABU5501C3の改造(マグネットブレーキ、ベアリング追加)

time 2020/05/19

ABU5501C3の改造(マグネットブレーキ、ベアリング追加)

前回の記事で洗浄とメンテナンスをした

ABUアンバサダー5501C3。

今回はカスタム用のパーツが届いたので、

早速チューニングしていこうと思います。

〈今回のカスタムの内容〉

1.コグホイールをベアリング付きに交換

2.ウォームシャフトのベアリング化

3.パイロットガイドをセラミックに変更

4.スプール交換

5.マグネットブレーキ追加


マイクロキャストスプールマグネットブレーキ

avail、それ以外は香川塩ビ工業で購入しました。

他のアブのカスタムパーツでもお世話になって

いますが、特にスプールは在庫数が少なく、

売り切れても再生産は恐らくしないと思われます。

(4000番のスプールはもう手に入りませんし

メーカーによると再生産の予定はないとのこと。)



コグホイールの交換

純正コグホイールにはベアリングが

ありません。2つベアリングが入っている

タイプに交換します。

まず、純正のコグを外す作業です。

これは打ち込まれているため、

手で引っ張っても取れません

画像でカッターが当たっている所を

回しながら削っていきます。

こんな感じです。

外したコグはまだ使用できるので

とっておきましょう。

新しく入れるコグホイール。

ベアリングは脱着ができるので、

予めブレーキクリーナーで洗浄すると

回転がより良くなります。


ウォームシャフトのベアリング化

画像の上が

純正ウォームシャフト

画像の下が

2BBウォームシャフト

です。

ダイワとかシマノのリールなら

ベアリングさえあれば自分で追加

できますが、アブはウォームシャフト

全体の交換になります。



パイロットガイドの交換

純正のパイロットガイドは重さが

1.0g

セラミックパイロットガイドは

0.6g

アンバサダーはキャスト時のラインの

放出中もレベルワインダーが動くので

これが抵抗になってしまいます。

なので、少しパイロットガイドを

軽くしただけでも抵抗は軽減できます。

よって飛距離アップを計ります。

レベルワインダーを軽量化のパーツに

変える方法もあります。



スプール交換

スプールの交換に関しては

クリックコグとCリングを外して

中のベアリングを取り出して

新しい方に移すだけです。

ちなみに純正スプールは

重さ17.2g

マイクロキャストスプールは

重さが10.5g

めちゃくちゃ軽い!

軽いルアーを投げたい人はまず

優先してスプールの交換を

お勧めします。

これで3g台のルアー投げられます


マグネットブレーキ追加

次はマグネットブレーキの追加です。

この部品は右巻きと左巻きで購入する

パーツが違うので注意が必要です。

写真にも写ってる白いのが左巻き、

黒いのが右巻きです。

手ではめて六角で回しながら

ブレーキを放すと効きが弱くできます。

個人的にフレームとブレーキがピッタリ

くっついてると効きが強すぎるので、

このくらい放してます。

あとはキャストをしながら調整します。




まとめ

まだ他にもハイギア化をしたり、

軽量パーツに交換できる箇所が

あります。

今回5501C3をカスタムしました。

本来この機種C3ということで純正の状態で

ベアリングが3つ入っているわけですが、

コグホイール×2

ウォームシャフト×2

ハンドルノブ×4↓

の追加ということで

全部で11個になります。

名付けて

「5501C11 マグネットブレーキVer」

です。

外観はそんなに純正と変わらないけど、

中身が別モノというわけです。

これがアブリールの醍醐味だと思います。



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D.A(だ)

D.A(だ)

現職は会社員兼レトロゲーム収集家。趣味はアクアリウムとフィッシング。2020年1月はてなブログより移籍。

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