2024/01/25
「魚を釣りたければラインを細くしろ」
と、いろんな所で耳にする。
しかし、言うは易く行うは難しで細糸のメリットを知っていても太いラインを巻いてしまっているということかある。
今回は真冬に2日間に渡って釣行遠征に出た。
狙うのはそう、アメマス。
太いラインのメリット、デメリット
1日目、夜明けと共に釣りを始める。
外気温-9度、
入ってすぐのまだ薄暗い時に1本ウグイがでた。
リールの5601C4はまだ調整が足りないのか、
重いルアーを投げている割には飛ばない。
ただ、大物の取り込みにはABUリールは最適だと思う。
しかもラインは12lb、根掛かりも怖くないほど丈夫な太さである。
その後リールを5501に替えた。
ラインは同じ12lbなんだけど、カラーラインでアタリの取りやすさ
を重視した。
アメマスが帰り際にようやく1本でた。
が、釣果はかなり厳しかった。
1日目の釣り場には結構アングラーが多く、魚がスレている(魚がルアーを見慣れている)ように感じた。
スレた魚には軽いルアーを投げたくなるがラインが太いとキャストしにくいのが欠点である。
とりあえず一旦戻り、出直すことにした。
宿に戻り、翌日の作戦を考える。
今回の遠征で用意したリールには大物を想定しているのと重たいルアーを投げることを前提に12lbのラインを巻いてきていた。
ただ1日目を終えて思ったより釣れている魚は大きくないということが分かった。それにスレ気味なので重たいルアーのピッチでは反応しないのではないかと考えた。
タックルボックスを探していると、本当に予備の予備で今回の釣行には全然使う予定が無かったリールを発見。
ロキサーニBF8!
しかも、巻いてるラインは8lbときた。
これしかないと思った。
あと持っていくルアーも軽いものに組みなおして翌日に備えた。
細糸の釣果
「2日目」
同じく夜明けから開始。
朝の気温-6℃、寒い。
どのくらい寒いかというと・・・。
この写真を見て違和感にお気づきになるでしょうか。
スプリットリングとフックが凍ってしまい、
ルアーを横にしてもフックが下がらないという現象が起きるくらいの寒さだった。
それでも、1日目と比べて3℃ほど高い。
なので魚の活性が上がることを期待した。
なにより、アングラー側の活性が上がった。
遠出していることもあり、帰る時間も考えると2日目は朝だけしか釣りをする時間が無かった。
そんな中、細糸の効果を実感するのであった。
ルアーも1日目の半分くらいの重さの物を使った。
連続でアメマスがヒットする。
2本目、これは45cmくらい。
今回の中では一番大きいサイズだった。
釣果に至るまでの過程は複雑なので単純に「これが原因」とは断言できないけれど、今回は1日目を終えたときに考えた傾向からの作戦立てが2日目に上手く活かされた釣行だったと思う。
巨大なオオワシも私が釣りをしているところを見ていた(かもしれない)