2024/01/25
私にとって最も難解な食べ物の一つである「蟹」。
何かの会合やら親戚の集まりやら、旅館の料理として出てきたり・・・。
いわゆる
特別な食べ物
として彼らはもてはやされている。
決して味が嫌いとか不味いとは思わないし、
仮に思っていてもそんなことは恐怖で口に出す勇気はない。
ただ、美味しくはない。
特に正月付近は彼らに会う確率が高いため、
この時期に語らせてもらいたい。
そして私と世間との間に生じたズレの正体について考えたいと思う。
※蟹が好きな人にはこの先は閲覧注意レベルなので
大変申し訳ないが今すぐページを閉じてほしい。
何故カニが美味しいと思えないのか
蟹が美味しいと思えない。
なので「今日は蟹だよ」と言われてもテンションが上がりません。
変な話「今日はラーメン食いに行こうぜ」と言われた方が嬉しいです。
自分は何故蟹が好きじゃないのだろう。
殻を剥くと手が汚れるとか、そもそも味が・・・、とか
人間というのは嫌いな理由を探すのは簡単である。
蟹が好きじゃない様々な理由のほとんどは表面的なものであり、
本質ではないことを私も認めなければならない。
では根本的な理由は何だろう。
それは
「世間の蟹への過大評価」
なのかもしれない。
私と世間との意見にギャップがありすぎる状態。
例えるなら個人的にそんなに面白いと思わない映画がめっちゃヒットしているのと似ているかもしれない。(「鬼〇の刃」みたいなものかな)
おかしいのは私かも知れないけど、皆にも言いたい。
「本当に美味しいと思って蟹を食べてますか?」
「皆が美味しいと言ってるから、高価だから美味しいと錯覚してませんか?」
蟹が美味しい理由を問う
蟹が好きな人は多い。
その多さたるや反対意見を言いづらくする程である・・・。
私もそれ自体を否定するつもりはないけど理解はできない。
そこで、
私はチャンスを見つけては人に蟹の魅力を尋ねることにしている。
しかし、満足のいく回答に出会うことはなかった。
それどころか私が質問をした人の中には勘のいい人がおり、
「もしかしてカニ嫌いなの?」
と私の質問の意図を探ろうとする者もいて肝を冷やしたこともあった。
あの時、ハイと答えていたら私は今この世に存在していなかったのではないか。
そんな恐怖を感じた。
他に考えられるのは「美味しい蟹を食べてない」という可能性。
これについても色々な種類の蟹を色々な食べ方で試してみた。
しかし私の中の好物というグループに彼らがリストアップされることはなかった。
希少性や高価であることは必ずしも美味しいとイコールではない。
これはもう、私だけ蟹の洗脳を偶然受けなかっただけかもしれないという説まであり得る。
まとめ
私は今後も見かけ上は蟹が好きなことを装って生きていくと思う。
関心はある。
だから、「嫌い」で済ませるのではなくてその理由や逆に好きな人の考える理由を今後も研究していきたいと思っている。
きっと私以外にも同じような意見の人がいると思っているし一つの意見としてもっと世間に知ってもらえたらとも思う。
最後まで見ていただきありがとうございました。