2024/01/25
水槽内では掃除係としてけっこう脇役っぽく見られがちなミナミヌマエビですが、飼育していてとても奥が深い生態だと思います。別の種のヤマトヌマエビは繁殖するのに汽水である必要があります(海水と淡水が混ざった環境)。またビーシュリンプほど水質に気を使わなくてよいためエビの中では飼育がしやすく、繁殖もさせやすいという魅力があります。
今回はミナミヌマエビを飼育する上で気を付けるポイントをまとめます。
この記事を読めば、あなたの水槽の主役はミナミヌマエビになるかもしれません!笑
それではいってみましょう
適正な水温について
活動ができる水温については幅広い、個人的な体感では抱卵しやすいのは20~26℃あたり。水温が30度を超えたりしなければ大丈夫で普段は特別気にしたことがありません。
水槽に迎える際は「水合わせ」をしよう
買ってきて初めて水槽に入れる場合は水合わせをしないと体調を崩してしまい、最悪死んでしまいます。なので水合わせは必ず行いましょう。
エサは与えるべきか
エサは水槽内のコケや微生物を食べているため専用のエサは与えなくても大丈夫ですが、繁殖をさせてい場合はエサをあげた方が栄養状態を考えると良いです。
オスメスの見分け方
繁殖を考えているならある程度雌雄の区別ができるようになりたい。体長が2~3cmほどのミナミヌマエビはメスのほうが体が大きい傾向にあります。
オスの画像:比較的体の色が透き通っていて腹のあたりがスマートな感じです。
メスの画像:体の色が黄土色っぽかったり黒っぽかったりするのと色に透明感がないことが多い。この写真は抱卵してしまっているけれど卵が無くても腹はオスに比べて丸みがあります。
混泳について
メダカやアカヒレなどとも混泳が可能です。ただし、生まれたばかりの稚エビは食べられてしまいます。 大人のエビでもメダカやアカヒレからエサを横取りされたりすることがまれにあるので混泳させるときは隠れ家を用意してあげましょう。
以上がミナミヌマエビの飼育方法や生態についてのまとめでした。
これからミナミヌマエビの飼育を検討している方や、飼育方法を調べている方の参考になれば幸いです。