2024/01/25
「ベイトリールの調子が悪い」
特に最近ベイトリールを使い始めた方、スピニングリールにはなかった突然の不具合。さっきまで調子よく使えていたのに急にバックラッシュを連発するようになったりキャストの飛距離が出なくなる。
不調の原因が分からないそこのあなたへ!
もしかすると原因は下記の4つのどれかかもしれません。
ラインがクロスしてないか
スプールに巻いてあるラインがクロスしている。
細いライン程分かりにくく、そのままキャストし続けると少しずつクロスしている箇所が深くなり、最悪なケースはキャストしたときにラインが切れます。
対策はリールを使わなくなった時やラインを巻き終えたあとの保管方法です。
ラインストッパーを使用するか・・・。
ラインストッパーいちいち使いたくない方はラインを結んで輪っかを作って
リールフットに引掛けちゃいましょう。
あとはハンドルを回して弛みを取ればOK。
ラインが古く、ヨレ癖がついている
私もそうですが特にナイロンを使っている方、
ベイトリールはラインが古かったりクセが付いてしまっているとその部分がやはりライントラブルを起こしやすくします。
大きなバックラッシュを何とか自力で直せたとしても一度絡まったり折れたりしたラインは癖がついてしまいます(ラインの強度も落ちますしね)。
対策は頻繁にラインを交換するのが一番ですが、
現場での応急処置として5mくらいラインを切って捨てると症状は緩和されます。
メカニカルブレーキの締めすぎor緩すぎ
メカニカルブレーキを締めすぎると飛距離がでなくなるのは理解しやすいと思います。逆に慣れてくると飛ばしたくてどんどんメカニカルブレーキノブを緩めていきます。ですが、緩すぎても逆に飛距離を落としてしまいます。
目安としてスプールを親指で動かしたときに明らかにガタガタ左右に動く場合は緩めすぎです。スプールがキャスト中にガタつくとスムーズな回転の妨げになってしまいます。
オイルやグリスが切れてないか
もう少し正確に言えばオイルやグリスが切れた状態でリールを使い続けていないか。ということです。
油も僅かながら回転にとって抵抗になっています。
オイル等が切れた直後は抵抗がなくなるので一瞬調子が良くなったように感じるかもしれませんが、そこから先はパーツの摩耗につながります。
もちろん一回削れたパーツは元に戻りませんので、日頃からこまめにメンテナンスをすることが良い状態を長く保つコツです。
以上がベイトリールの不調の際に考えられる4つの原因でした。
また、これ以外には使用するロッドやライン、投げるルアーの方に原因があるかもしれません。その他の現認についてはまた別の記事で紹介いたします。