2024/01/25
連日暑くて眠れない。
いや、眠れないのは暑さのせいだけではない。
睡眠時間は日を追う毎に少なくなっていく。
膨らむ睡眠負債。
毎晩寝付くのに苦労するし、寝てもまたすぐに目が覚める。
そんな生活を続けているうちに免疫力が下がり、
とうとう36.8℃の微熱が出始めた。
普通は家で安静にしているべきなのだけども、
家に休めるような環境はない。
今回は治療で体を休めるためにキャンプ場に行くことにした。
そしてこの天気である。
写真だけだと伝わらない暑さ、
もはやこれを良い天気とは言わない。
感想はただただ
「暑い」
という言葉しかが浮かんでこない。
車に乗ってすぐは外気温度の表示が39℃になっていたけど、
しばらく走っていたら33℃まで下がった。
やはりキャンプをする温度ではない。
自分はもしかすると「正常な判断ができていないのではないか」とも思った。
ただ、これから向かうところは木が多いから木陰に行けば家にいるよりはマシだと思った。
キャンプ場についた。
今回のギア一式。
沢山ギアがあるだけで疲れるので、
オイルランタンも焼き台も持たない。
必然的に炭も薪も運ばなくて良い。
コットもかさばるし重たいのでインフレーターマットに切り替え。
この時すでに頭痛がしていて、解熱剤を飲みながらゆっくり設営する。
木の下に入るといくらか温度はマシだった。
それに少し風があったのが有難かった。
設営中に変な汗が滝のように出たのを覚えている。
暑さだけが原因でない発汗だったと記憶している。
今回は張ったテントはコールマン ツーリングドームST+。
遮光性の高いダークルーム仕様のもの。
14時頃、設営が終わってすぐの温度計の様子。
外が31.0℃
内が29.3℃
ここからどんどん気温は下がるのだが、
膜内と外とでは常に約2℃の差があった。
内外でもっと差が出るかと予想していたけど、
それは直射日光が当たった時なんだと思う。
熱々のコーヒー落とします。
じっくり時間をかけて入れます。
炎天下でホットのままだとスーサイドコーヒーになってしまうので、
濃い目に作ってロックアイスを入れてアイスコーヒーにした。
安定のピンボケ写真。
キンッキンに冷えたコーヒー、味は最高だった。
頭痛にも効けばいいのだが・・・。
ツーリングドームST+の全室の様子。
小さいテーブルとクーラーボックスの他、
ローチェアも置ける。
正直ソロならこれで十分。
個人的に前幕を跳ね上げればタープもいらないと思ってる。
※ポールとロープとペグは別に用意しなければならない。
ちなみに今回用意したポールは
ソロベースEX付属のキャノピーポールで130㎝のもの。
高さはちょうど良かった。
居室の方はこんな感じで完全に日光を遮断しているのが分かる。
私は平気というか暗い方が落ち着くタイプだけど、
暗すぎるって人もいるかも。
久しぶりにツーリングドームシリーズを使った。
良く言えば定番、悪く言えばありきたり。
でもこのシリーズは広さや使い勝手、収納性、
コスパなど総合的な評価は一番高いと思う。
色んなテントが出ている中で、
「使いやすいテントは割と早い段階で完成されている」
って感じ。
様々な面でここまで過不足のないテントもない。
そして今晩の夕食。
調理をする気力はなく
そのままの食パンにハムとスライスチーズを交互に
挟んでいくだけのサンドイッチをいただく。
これと250mlのコーラを一気。
今の自分には十分だった。
どんどん日が沈んでいく・・・。
太陽の光で文字が読めるうちは読書をした。
日中あれだけ鳴いていた蝉の声は消えて夜はカエルの声が響いていた。
時々景色の写真を撮ったりしたけど
それ以外は何をすれでもなく一人でただ景色を眺めていた。
雲から満月が出たり入ったりしていた。
ズームすると満月がこんなにきれいに撮れた。
クレーターも映っている。
今のスマホのカメラの性能に驚いた。
跳ね上げたキャノピーポールで休むバッタを見つけた。
暗くて目が見えてないのだと思う。
近寄っても全然逃げない。
ズームするとこんな感じ。
あまり大きくはないけど緑のトノサマバッタ。
顔が完全に仮面ライダーなのよ。
涼しくなってきたので夜食はインスタントラーメン。
そして21:30には就寝。
この時でテント内は25℃くらいだった。
珍しく苦労せず寝付くことができた。
翌朝
肌寒くて目が覚める。
ずっとTシャツだったけど、上にネルシャツを1枚羽織った。
目覚ましに10分くらい散歩して、
お湯を沸かしてコーヒーを落とす。
まだ、少し寒いのでホットで飲んだ。
朝食も昨日の夕飯と全く同じものを食べた。
昨晩の仮面ライダーはテントの上の方に移動していた。
とても気持ちいい朝。
まだ日光が有難く感じる気温。
昨日の頭痛と熱っぽさが嘘のように消えていた。
今回のキャンプですっかり体力を取り戻した。
さぁ、気温が上がる前に撤収しなくては。
これから片づけて午後は仕事である!