2024/01/25
![ABU5501C3の改造(マグネットブレーキ、ベアリング追加)](https://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4715_R.jpg)
前回の記事で洗浄とメンテナンスをした
ABUアンバサダー5501C3。
今回はカスタム用のパーツが届いたので、
早速チューニングしていこうと思います。
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4719_R-1024x768.jpg)
〈今回のカスタムの内容〉
1.コグホイールをベアリング付きに交換
2.ウォームシャフトのベアリング化
3.パイロットガイドをセラミックに変更
4.スプール交換
5.マグネットブレーキ追加
avail、それ以外は香川塩ビ工業で購入しました。
他のアブのカスタムパーツでもお世話になって
いますが、特にスプールは在庫数が少なく、
売り切れても再生産は恐らくしないと思われます。
(4000番のスプールはもう手に入りませんし
メーカーによると再生産の予定はないとのこと。)
コグホイールの交換
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4728_R-768x1024.jpg)
純正コグホイールにはベアリングが
ありません。2つベアリングが入っている
タイプに交換します。
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4722_R-768x1024.jpg)
まず、純正のコグを外す作業です。
これは打ち込まれているため、
手で引っ張っても取れません
画像でカッターが当たっている所を
回しながら削っていきます。
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4723_R-1024x768.jpg)
こんな感じです。
外したコグはまだ使用できるので
とっておきましょう。
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4725_R.jpg)
新しく入れるコグホイール。
ベアリングは脱着ができるので、
予めブレーキクリーナーで洗浄すると
回転がより良くなります。
ウォームシャフトのベアリング化
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4734_R-1024x768.jpg)
画像の上が
純正ウォームシャフト
画像の下が
2BBウォームシャフト
です。
ダイワとかシマノのリールなら
ベアリングさえあれば自分で追加
できますが、アブはウォームシャフト
全体の交換になります。
パイロットガイドの交換
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4732_R-768x1024.jpg)
純正のパイロットガイドは重さが
1.0g
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4733_R-768x1024.jpg)
セラミックパイロットガイドは
0.6g
アンバサダーはキャスト時のラインの
放出中もレベルワインダーが動くので
これが抵抗になってしまいます。
なので、少しパイロットガイドを
軽くしただけでも抵抗は軽減できます。
よって飛距離アップを計ります。
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4735_R-768x1024.jpg)
レベルワインダーを軽量化のパーツに
変える方法もあります。
スプール交換
スプールの交換に関しては
クリックコグとCリングを外して
中のベアリングを取り出して
新しい方に移すだけです。
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4721_R-709x1024.jpg)
ちなみに純正スプールは
重さ17.2g
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4720_R-763x1024.jpg)
マイクロキャストスプールは
重さが10.5g
めちゃくちゃ軽い!
軽いルアーを投げたい人はまず
優先してスプールの交換を
お勧めします。
これで3g台のルアー投げられます。
マグネットブレーキ追加
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4736_R-1024x768.jpg)
次はマグネットブレーキの追加です。
この部品は右巻きと左巻きで購入する
パーツが違うので注意が必要です。
写真にも写ってる白いのが左巻き、
黒いのが右巻きです。
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4738_R-1024x768.jpg)
手ではめて六角で回しながら
ブレーキを放すと効きが弱くできます。
個人的にフレームとブレーキがピッタリ
くっついてると効きが強すぎるので、
このくらい放してます。
あとはキャストをしながら調整します。
まとめ
まだ他にもハイギア化をしたり、
軽量パーツに交換できる箇所が
あります。
今回5501C3をカスタムしました。
本来この機種C3ということで純正の状態で
ベアリングが3つ入っているわけですが、
コグホイール×2
ウォームシャフト×2
ハンドルノブ×4↓
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4739_R-1024x768.jpg)
の追加ということで
全部で11個になります。
![](http://damidamio.com/wp-content/uploads/2020/05/DSC_4740_R-1024x768.jpg)
名付けて
「5501C11 マグネットブレーキVer」
です。
外観はそんなに純正と変わらないけど、
中身が別モノというわけです。
これがアブリールの醍醐味だと思います。
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